体内リズムの重要性
生きている限り時間から逃れる事は出来ません。
1日は24時間と言うサイクルで成り立っています。
(専門家から言うと若干ズレていると言われるかもしれませんが・・・)
この24時間のリズムと言う物は非常に身体にとって影響を及ぼします。
大きく3つの分けて見ていきたいと思います。
・睡眠における体内リズム
睡眠も出来る限り同じ時間に寝て、同じ時間に起きる事が重要です。
自律神経が狂う理由の一つに不規則な生活があり、これは大きな要因となります。
平日は早く起き、休日に午後まで寝ていると言う事も一見睡眠不足を補っている様に感じますが、質はあまり高くないと思われます。
寝る時間が同じで少し長く寝たと言う場合であればまだ大丈夫ですが、翌日が休みだからと夜更かしをするのは自律神経の乱れを招き、休み明けに気怠さを生んでしまいます。せっかくの休みであれば睡眠の質も考え、リフレッシュしたいですね。
・食事における体内リズム
お腹が空いたら食べる。それだけで良い様にも思えますが、食事にもリズムが大切です。
それには消化液や消化酵素の働きが関係すると言われてます。
いつも食事を摂っている時間が一定であれば、その時間になると消化液や消化酵素が分泌しやすくなり、消化がスムーズに行えます。
一例ですが、高校生や学生で朝ギリギリまで寝ていた人がいます。
夏休みなどで早朝から部活があるのでそれに備えてご飯をしっかり食べようとしても食べられません。無理に食べたとしても気持ち悪くなったり、胃腸に不快感が出る可能性があります。それはそのはずです。普段から食べていない時間に食べてもそんなにすぐに都合よく消化を行う事は出来ません。
その場合は少しずつ食べるように心がけましょうか。
例えばまずはトースト1枚を食べます。
これに慣れてきたらサラダを追加します。
これに慣れたら卵を1個追加します。
これに慣れたら牛乳を1杯追加します。
そうすれば程良い朝食の出来上がりです。少しずつ消化出来る状態を作る事が大切です。
・トレーニングにもリズムがある
自律神経に規則正しさが関係あるのなら、トレーニングにもリズムはあります。
普段仕事終わりにトレーニングをしている方が休みの日に朝トレーニングしようとしてもなかなかエンジンが掛からなかったり、どうも調子が悪い事は多々あります。
私自身、いつも夜トレーニングしてますが、一時期朝トレーニングする期間がありました。その時は何をやっても調子を上げる事は出来ず、身体は重い。動きも扱える重量も下がりました。一回夜に戻したら問題無く出来ました。
まとめ
健康から競技力を高めるに至るまで、自律神経は非常に重要だと思います。
日頃の体調不良から気怠さ、睡眠障害まで自律神経失調症と言われる事もあります。
仕事でやむを得ない事はあると思いますが、夜更かしに無駄な時間を割いている事もあると思います。可能な限り規則正しい生活を心掛け、体調を良く過ごせるようにしましょう。