空腹でのトレーニングは脂肪燃焼に逆効果!?
よく空腹で運動した方が脂肪は燃焼される。と言う様な話をしているのを耳にします。トレーニングの知識は研究がされる度に、いろいろ変化します。
代表的なもので言えば、運動中に水は飲むな。と言う説がありましたが、今はそんな事言う人はいません。
現状の見解では空腹でトレーニングをする事は非常にリスクを伴います。
にわか知識で行動に移すのは非常に危険な場合があります。
まず脂肪は過剰に摂取した栄養の貯蔵庫としての役割があります。
そう言うとエネルギーが足りなくなると脂肪をエネルギーとして使うんでしょ?
だから空腹でトレーニングすれば良いじゃん。と結論付けされやすいですが、脂肪を分解してエネルギーを使われるまでには時間が掛かります。
空腹と言う状態をよく考えて下さい。
栄養と言うのは人間の生命維持活動に必須の要素です。
その栄養が無い状態(空腹)で身体を動かすのは、生命維持が出来なくなるの促進している行動と言っても過言ではないと考えられます。
そんな極限状態で悠長に脂肪を分解している時間はありません。
身体は早急なエネルギーを求めます。
そこで使われるのは、筋肉や骨を分解し栄養を代用する方が圧倒的に速いです。
筋肉が分解されれば基礎代謝が下がります。
基礎代謝とは身体を動かさなくても、生命を維持しているだけで消費されるエネルギーの事で、基礎代謝が下がると言う事は自然に消費されるエネルギー量が低下するので太りやすい身体、痩せにくい身体になります。
もし空腹でトレーニングをする場合で糖質系のドリンクを摂る事に抵抗がある場合はアミノ酸やBCAAを活用し、筋肉を保護しながら運動を行いましょう。トップビルダーも実践しているやり方です。